Hazelでサブフォルダ以下のファイルやフォルダにルールを適用する
Hazel でサブフォルダ以下の階層にあるフォルダ(or ファイル)にルールを適用するには、主に次の 2 つのステップで設定を行います。
ステップ1:親フォルダにルールを作成する
まず、ルールを適用したい最上位の親フォルダを Hazel に登録し、そのフォルダに対して新しいルールを作成します。
このルールでは、サブフォルダ内のフォルダを特定するための条件と、実際に実行したいアクションを設定します。
具体例
親フォルダ直下にある名前(Name
)に「教務」を含む(contains
)フォルダに対して、「教務」というタグを付ける(Add tags
)ことにします。
ステップ2:「フォルダの内容に対してルールを実行」アクションを活用する
サブフォルダ内のフォルダに対して処理を行うためには、ルールの実行内容として「フォルダの内容に対してルールを実行(Run rules on folder contents
)」アクションを選択します。
このアクションを設定することで、Hazelは指定したフォルダの中身(ファイルだけでなく、さらに下の階層のフォルダも含む)に対して、この親フォルダに設定されている他のルールを評価し、適用しようとします。
具体例
「種類(Kind
)」が「フォルダ(Folder
)」である(is
)という条件に合致するすべてのフォルダ(親フォルダ自身とすべてのサブフォルダ)に対して、「フォルダの内容に対してルールを実行(Run rules on folder contents
)」アクションを設定しています。